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いちごの歴史

 いちごの歴史はとても古いといえます。なぜなら、石器時代から、野生のいちごを、人間が食べていたとされているからです。しかも、狩猟や漁業が中心だった石器時代、野生のいちごは珍しく、その実はもちろん、葉っぱや茎まで食べていたそうです。

 そして、野生のいちごが栽培され始めたのは、17世紀ごろのヨーロッパからでした。フランスやベルギーなどで、野生のいちごが美味しかったので、自宅に持って帰って、庭にある畑で栽培されるようになりました。その後、いちごが本格的に栽培されるようになったのは、19世紀後半からです。

 なお、日本ではずっと、野生のいちごを食べていましたが、実が小さい野生のいちごではなく、現在よく見られるような栽培された粒の大きないちごを最初に日本に持ち込んだのは、オランダでした。日本がまだ鎖国をしていた江戸時代後半、1830年ごろに入ってきたいちごは、オランダいちごと呼ばれ、すでに世界中に普及していたものでした。

 ただ、真っ赤ないちご色が、まるで血のようだと、当時の日本では、あまり食べられず、主に観賞用だったとのことです。いちごが日本でも本格的に栽培され、普及して人気を博すようになったのは、鎖国が終わり、開国した明治時代に入ってからでした。

いちごの種類 九州編 | オランダから伝わったいちご
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